近年、喫煙のリスクが知られるようになり、職場や公共の場での禁煙・分煙化が進んでいます。ところが、平成18年度に港区が行った意識調査では、自 宅では約2割の人が、職場や学校では約3割の人が、タバコの煙(受動喫煙)の害にさらされていると答えました。タバコの煙には吸っている本人だけでなく、 周りの人の健康をも脅かす有害な物質が含まれています。喫煙する人の責任としてリスクをきちんと認識しておきましょう。
「喫煙には百害あって一利なし」。そうわかってはいてもやめられないという人は、「ニコチン依存症」という治療が必要な病気である可能性があります。タバコを吸うとイライラがおさまり、ストレスが解消するように思えるのは、一種の「錯覚」だといわれています。
平成18年より禁煙治療が保険診療で受けられるようになっています。禁煙に挫折した経験のある人や自力での禁煙に自信がない人は、医療の専門家の助けを借りるのも、1つの手です。
保険診療においてチャンピックスを服用される方は、12週間にわたる禁煙治療を受け、計5回通院します。
各診療では、チャンピックスの処方だけでなく、息に含まれる一酸化炭素の濃度の測定や、医師からアドバイスを受けることができます。この禁煙治療のスケジュールどおりに診察を受け、チャンピックスを12週間最後まで服用して禁煙を継続させましょう。
※禁煙外来初回でご来院の方は、お電話で連絡の上、日にちの予約をお取り下さい。
木曜日は、禁煙外来は行っておりません。
時間の予約ではないので、混み具合によってはお待たせしてしまうことがあります。
ご了承ください。